2020-21 会長運営方針

 

                                                                    

2020-21年度

会長運営方針 『温故知新』

                               会長 堀成志

2020-21年度 国際ロータリーのテーマ

「ROTARY OPENS OPPORTUNITIES」
- ロータリーは機会の扉を開く -

 

 

新型コロナウイルスが、中国武漢市付近で2019年11月に初めて確認され、その後の世界的流行(パンデミック)を引き起こしています。真面目なクラブ「篠山ロータリークラブ」の基本は、半世紀を超えて永く習慣づけられている毎週水曜日お昼の例会への出席。ところがこのウイルスの驚異的な広がりによって、約3か月例会が開けず、その後もオンライン併用での例会が続いています。その影響で十分な時間がとれないまま、定款・細則の変更があり、また組織としても新しい形でスタートいたします。

新しい定款では、大項目にあった「職業分類」は「クラブの会員構成」に置き換えられました。つまり会員の基盤は職業でなくてもよく、多様性が認められているのです。ロータリーを語るのに欠かせない「職業奉仕」ですが、多様性を重視するあまり、職業奉仕そのものの変化や軽視につながるのではないかと、危惧しています。

さらに出席の一般規定も変えられ、例会の在り方も大きく変化しています。ロータリーは世界的な組織であり、時代とともに変化を受け入れなければならない、とはいうものの、篠山クラブの誇り高い伝統が、一つまた一つと失われていくように感じているのは、多くの会員も同じではないかと思います。

この度、このような変化への対応を迫られる中、篠山クラブの歴史の重さを背負い会長を務めさせていただくことになりました。この時に考えるのは、誇り高い伝統、多くの先輩たちが守ってきたものとはどういうものだったのか、何が皆をここまで引き付けてきたのかを今一度振り返りたいという思いです。

「温故知新」― 新たに発展するために、故きを学ぶ。これを、今年度のクラブテーマに掲げたいと思います。

2020-21年度国際ロータリークラブ会長 ボルガー・クナーク氏が掲げる会長テーマは「ロータリーは機会の扉を開く」であります。ロータリークラブに入会するということは、「無限の機会への招待」であるということです。リーダーシップの機会、世界を旅する機会、絆を築く機会など「私たちのあらゆる活動が、どこかで、誰かのために機会の扉を開いています」とクナーク氏は述べています。

クナーク氏は、さらに未来のための変革を求めています。新しい視野と経験を、新会員から学ぶことで、ロータリーを成長させ、より強く、適応力を高め、中核的価値観(高潔性と多様性とリーダーシップ)に沿ったロータリーとなるのです。また少なくとも年1回、戦略計画会議を開き、5年後にどのようなクラブになりたいかを自問し、クラブが会員により多くの価値をもたらす方法を考えるべきである、とされています。そして、今後5年間の活動を方向づける4つの優先事項が定められました。

◆より大きなインパクトをもたらす

◆参加者の基盤を広げる

◆参加者の積極的なかかわりを促す

◆適応力を高める

 

RI2680地区 髙瀬英夫ガバナーの提唱スローガンは、

「ロータリーの魅力を語り、伝えよう」

~次の100年に向け、ロータリーの心と原点を求めて~

です。まさしくクラブテーマと相通ずるものがあります。

クラブ向けのガバナーからのメッセージは、

  • ロータリー賞を目指そう
  • 次の諸点の推進
  • 会員増強
  • ビジョン、戦略計画の作成
  • 新人研修を含むクラブでの研修態勢
  • 職業奉仕・職業倫理の研修態勢
  • 危機管理機能
  • 「多様性」「柔軟性」を生かしたクラブの活性化
  • クラブの強み・弱み・悩みの分析
  • ホームページの充実
  • 他クラブへの訪問を推進
  • 自クラブの歴史を学ぶ

これらのメッセージは、昨年度例会中に行なった「クラブの持続可能性チェック」アンケートの結果からも、核心をついたたものと考えます。篠山クラブ会員回答者の半分以上が「出来ていない」と答えた項目は、次の3点でした。

× クラブのビジョン並びに戦略計画を立てている。

× 毎年、会員満足度調査を行っている。

× 多くの会員がMy Rotaryを利用して、情報を入手している。

これらの結果を踏まえ、またクナークRI会長や髙瀬ガバナーのメッセージに沿って、今年度のクラブの具体的活動を計画いたします。

とりわけ、今年度の大きな事業として、山内利樹ガバナー補佐を筆頭に阪神第三グループの「グループフェスタ」に、総力を挙げて取り組みます。地域に、青少年に機会の扉を開き、公共イメージ向上に努め、会員増強に結び付けてまいります。社会奉仕事業で行なう地区補助金事業とも絡めて、大規模な催しとなるでしょう。

新しい取り組みとして、特別委員会「長期戦略委員会」を設置いたします。長期計画は田中作治RI会長年度に重点項目として挙げられており、当時会長の畑一弥委員長を中心に、全会員で取り組みたいと思います。

また定款・細則の変更に基づき今年度は、委員会構成の見直しを行いました。これにより事業仕分けもでき、的を絞った活動ができるものと期待しています。

数値目標については、次の通りといたします。

  • 会員増強 純増1名
  • R財団年次基金 160ドル / 一人
  • ポリオ基金 30ドル / 一人
  • 米山記念奨学金 17,000円 / 一人

わずか65円で、1人の子どもをポリオから守ることができます。5400円で、水を介する疾病から人びとを守るために安全な水を提供することができます。

ロータリークラブの基本は、会員個々の取り組みによるものです。会員一人ひとりの高い意識が、クラブ全体に良い影響をもたらします。各会員に格別のご協力をお願いします。

今年度は新型コロナウイルスの影響によって、行事の内容やスケジュールなどが、例年とは全く違ったものになる可能性が大いにあります。突然の変更があるかもしれません。

それでも、それぞれの変化に的確に対応するために、「ロータリーの理念」を認識し、「ロータリーの目的」を果たすために行動し、迷ったときには「四つのテスト」に照らし合わせ、会員みんなで手をとり合い、明るく楽しく愉快にやっていきましょう。