当クラブ最年長 河合廸雄会員ご夫妻。敬老の日に因んで記事が掲載されました。

 

敬老の日に因んで、当クラブの最年長 河合廸雄会員ご夫妻の記事が掲載されました。

ロータリアンのお手本として、今後ともお元気でご活躍を祈念いたします。

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夫92歳、妻88歳がコートで躍動 がん経験も「渡り鳥」/兵庫・篠山市

9/17(月) 11:00配信
丹波新聞

週に1度、硬式テニスで汗を流している河合迪雄さん、芳子さん夫婦=2018年9月11日午後2時1分、兵庫県篠山市郡家で

 

卒寿を超えた夫、米寿を迎えた妻がコートを駆け回る―。兵庫県篠山市山内町の河合迪雄さん(92)、芳子さん(88)夫妻の共通の趣味は硬式テニス。今も週に1度、さわやかな汗を流している。夫妻は、「良い仲間がいてくれるからこそ。いつまで続くかわからないけれど、『河合さんとこ、かなんわ』と言われるまでは精一杯頑張りますよ」と笑顔を見せる。きょう17日は「敬老の日」。

軽やかなフットワークと背筋が伸びた美しいフォームでレシーブやボレーを難なく決め、仲間とともにコートに歓声を響かせている夫妻。60―80歳代のテニス仲間たちも、「はつらつとしたお二人の姿に、私たちは希望を与えてもらっています」と笑う。

最初にテニスを始めたのは芳子さん。60歳の頃、テニス教室に飛び込んだ。迪雄さんもその1、2年後にラケットを握った。それまで夫婦で楽しんできた登山が、「年齢的に厳しくなったので、代わる趣味を」と、経験したことがなかったテニスを選んだ。

登山では、迪雄さんが50歳の時、家族5人で穂高に登ったことは思い出深い出来事の一つ。還暦からは夫婦で日本アルプスなど国内はもとより、ヒマラヤをはじめとする海外の山々にも足跡を残した。

旅行も好きで、迪雄さんが歯科医を引退した75歳から、アラスカや喜望峰など、あまり一般的ではない野趣あふれる地域を中心にめぐり、これまでに60数カ国、五大陸を制覇した。

68歳の時、迪雄さんは大腸がんを患ったが、「がんは渡り鳥のようなもの。やって来たら、また必ずどこかへ飛び去って行く」との持論から、「気に病んでいても仕方ない。それよりも自己免疫力を高めるため、楽しいことをしよう」と手術後、1年を待たずに芳子さんとカナダへ飛び出した。

音楽も好きで、迪雄さんは地元の篠山混声合唱団で団長を40年間務めた。現在も、夫婦別々のグループだが合唱団の一員として美声を響かせている。

夫妻は、「健康長寿の秘訣は仲間と出会い、若い世代の人とも交流する。そして目いっぱい体を動かすこと。体を動かせば、お腹がすくのでおいしく食べられるし、疲れるのでぐっすり眠れる。体を動かした後のビールはまた格別で、晩酌は欠かしたことがありません」とにっこり。

また、「いろんなことを夫婦で一緒にできている今を幸せに思う。2人だと喜びは倍増するし、悲しみは半減します」。夫婦円満が健康長寿の秘訣なのかもしれない。

迪雄さんは地元で知られた“河合6兄弟”の4男。3男の兄がサル学の世界的権威で児童文学作家の雅雄さん、5男の弟が臨床心理学者で文化庁長官を務めた故・隼雄さん。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180917-00010000-tanba-l28